週末2日間、計7時間のセミナーを受けてまいりました。以前からお話を聞きたかった先生で、愛媛県の糖尿病専門医の西田亙先生です。
先生は内科医であれれながら、生まれ変わったら歯科衛生士になりたいとおっしゃっている面白い先生です。
理由は先生ご自身が若い時にメタボで歯周病を患っており、不健康な生活をしていたのを歯周病を治すことによりメタボを脱し健康な身体になられたという自分の経験があるからなのです。そして自分のみならず、御自身の患者様にも歯周病を治すように指導し、糖尿病を改善してきたデーターをお持ちです。お話としては口腔の清潔さが全身の健康とリンクしていますよ!ということです。
歯周病という慢性炎症が全身の健康に悪さをしていますよ、糖尿病と深く関わっていますよというお話でした。
そして慢性炎症に関わる数値、CRP値は0,1Mg/dl以上だと心筋梗塞や糖尿病の発症リスクは3倍位になりますよとお話しておりました。
また、最新の情報では歯周病菌のある種の菌がアルツハイマー認知症に関わっており、これをもとに治療薬も開発中ですとおっしゃっていました。
全体を通して我々歯科医の叱咤激励とともに疾病を治していこうという気概を感じるとても心に響いたセミナーでした。
当院でも少しでも地域住民の皆様の健康増進に寄与できるようスタッフ共々研鑽いたしますのでよろしくお願いいたします。
(只今スタッフ不足のため予約が取りづらくなっていることをお詫び申し上げます、今しばらくご容赦ください。)
セミナー報告
2019年12月1日